
ABOUT US
PANは、展覧会や文化的実践を通じて、アジアにおけるまだ見ぬ文脈を探り、思考と感性の新たな接続を生み出すプラットフォームです。2028年開館予定のアジア現代美術を中心としたアートセンター「PAN沖縄」の設立準備を軸に、主に次の二つの活動を行います。
視点 (Scope)
美術作品や展覧会を通して、アジアにおけるキュラトリアル実践と批評の新しい可能性を模索する「展示研究」
地点(Site)
生き物との共生や環境への配慮をもって、衣食住を通じて地域の日常に根ざす多様な「生活文化への提案」
PANとは、1)何かが弾け、ワクワクすることがこれから始まるような音、2)「見渡す限りの景色」を意味するパノラマ(Panorama)の接頭辞、3)アジア地域への多様な解釈を生み出す新しいネットワーク拠点を意味するPan-Asian Networkの頭文字など、様々な解釈をもった象徴的な呼び名です。
コロナ禍以降に東アジア・東南アジアに現れた「第三の活動体」としての文化施設や運動と対話を重ねながら、美術館でもギャラリーでもない独自のプライベート・インスティテューションとして、同時代の実践とともにアジアの新たな文脈の創出を目指します。